中国の李保東国連大使は16日に、ニューヨークにある国連本部で、「ソマリアの関係各方面と国際社会は、国内の政治プロセスと民族間の和解を推進し、その安全情勢を一層固めるべきだ。経済と社会の再建に着手し、国際社会のソマリア支援の新たな戦略の制定が必要だ」と述べました。
この日に開かれたソマリア問題をめぐる国連会議で、李保東大使は「現在、ソマリアは移行プロセスロードマップに従い、その基本的任務をほぼ完了した。しかし、ソマリア政府は国家再建の重任に直面している。政府の執政能力の向上を期待しているが、テロや過激勢力は未だ存在しており、人道主義情勢は依然として脆弱な状況にある」と述べました。
李保東大使は「ソマリア各方面がこの歴史的なチャンスを掴み、国の安定と発展を大局として、国内の団結と協力を強化し、対話と交渉による食い違いを解決できることを中国は期待している」と述べました。(万、吉野)国際・交流へ
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