中国疾病予防センターは5日夜、『黄金米』事件について、遺伝子組み換え米の人体実験に参加したといううわさを否定し、「関係したと言われる研究員が『黄金米』を使ったかどうかは分からない。事件については更に調査中だ」との声明を発表しました。
国際環境保護団体グリーンピースはこのほど、「アメリカのタフツ大学は、中国湖南省衡陽市にある小学校の生徒を選んで、遺伝子組み換え米の人体実験をした。この研究成果を元にした論文『黄金米に含まれるベータカロチンとカプセルのベータカロチンは子供のビタミンA補充に同様の効果』が『アメリカ臨床栄養学雑誌』に発表された。論文では、中国疾病予防センター栄養・食品安全所婦人子供栄養室が、実験のサンプル収集と研究に参加した」と発表しました。
この情報が明らかにされてから、事実確認のため、中国疾病予防センターは専門の調査グループを設立しました。多くの部門に関係していることから、栄養食品安全所は関係各組織とともに関連情報を分析し、順次、進捗状況を発表する方針だということです(Yin、大野)
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