27日に湖南省長沙市で行なわれた南部地方中稲晩稲の病虫害防止と抑制研究会で、中国農業省は湖南、浙江、福建、広東など7つの省と共同で病虫害の発生状況を分析し、対策を検討しました。
今年の上半期、中国の北部と南部地方の食糧生産の主要な省では数十年ぶりに滅多に見られない病虫害に見舞われました。現在、各級政府は食糧生産量の9年連続増加を確保するためさまざまな対応措置を取っています。
農業省栽培業局の責任者によりますと、中稲晩稲の栽培は中国の水稲栽培総面積の80%以上を占めています。そこで病虫害の予防と抑制は水稲の豊作を確保する要となっています。
財政省と農業省は東北部と華北北部地域におけるトウモロコシ栽培区域のヨトウムシの幼虫、及び南部地区における水稲栽培区域のウンカなどの病虫害の予防と抑制に、農作物重大病虫害防止補助金として合計6億元を拠出しました。
なお、中国国家統計局が発表した「2012年夏に収穫する穀物データ」によりますと、中国の夏に収穫した穀物は1億2995万トンに達し、2011年と比べ356万トン増加し、増加率は2.8%でした。
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