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 中国科学院、中国の農業経済の遅れを指摘

2012-05-14 13:43:28     cri    
 中国科学院中国現代化研究センターは13日、『中国現代化報告2012:農業現代化研究』を発表しました。

 この報告は、中国の農業経済のレベルはアメリカより約百年も遅れているとしています。

 それによりますと、2008年の農業経済のレベルはアメリカより約百年遅れた状態にあり、中国の農業の労働生産性は工業の労働生産性より約10倍低く、また、農業の現代化レベルは国の現代化レベルより10%低いということです。

 この報告は、今後40年、中国では2億8000万の農民がふるさとを離れ、農業に従事する人の数はいまの3億1000万から3100万人まで減ると予測しました。これについて専門家は、戸籍制度が次第に廃止され、信用管理制度が実施されることから、農業労働力の移転の加速は必然的な選択になると見ています。

 この報告はまた、優れた約3300万ヘクタールの農地を「国の食糧生産拠点」として生産を行い、また「国民の栄養」というテーマの研究を実施するため13の提案を行なっています。(シンエン)暮らし・経済へ 

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