アメリカの調査会社JDパワーが中国の消費者を対象に、今年の新車購入の意向についてまとめた調査報告によりますと、3年前と比べ、ドイツをはじめとするヨーロッパ系の車を買う意欲のある人が10%増加したのに対し、日本車は8%減となりました。
この調査は52ブランドの171車種について行なったもので、中国の59都市の5000人余りから回答を得ました。
その結果、ヨーロッパ系ブランドの車種の購入を考えている人の割合が最も速く上昇しており、2009年は25%でしたが、今年は35%に上がりました。中でも、中国の主要都市ではドイツ車が32%と抜群の人気を得ています。安全設計や低い故障率が主な理由だということです。
一方、日本車は32%から24%に下がりました。別の統計によれば、中国市場での日本車のシェアも2008年から3年連続で減っているということです。業界は「相次ぐリコールやプロモーション不足が主な原因だ。それに、欧米のブランドに比べ市場戦略が保守的だという問題もある」と見ています。(鵬、中原)
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