中国の戴秉国国務委員は20日モスクワで、ロシア連邦安全保障会議のパトルシェフ書記と共に第7回中ロ戦略安全協議を行いました。双方は、両国関係及び共に関心をもつ重大な国際と地域問題について意見交換しました。

　戴秉国国務委員は席上、「中国はロシアと共に、両国の全面的戦略協力パートナーシップの更なる発展を促進し、両国国民に幸せをもたらすよう取り組むと共に、世界の平和、安定と繁栄により大きな貢献をしていきたい」と述べました。

　パトルシェフ書記は「ロシアは中国と共に、実務的な協力レベルを引き上げ、国際と地域問題における意思疎通と協力を強化して、この地域の安全と国際安全を維持していく」と語りました。

　双方はまた、シリア問題、イラン核問題、アフガン問題、上海協力機構の発展、BRICs協力、アジア太平洋地域の情勢などについて意見を交わしたということです。（任春生、中原）