中国国家干ばつと洪水防止総指揮部が9日に明らかにしたことによりますと、台風11号（中国名：海葵）が浙江省、上海市、江蘇省、安徽省を襲い、これまでに600万人余りが被災し、倒壊家屋は7561棟に上っているということです。

　強い台風11号は正面から上陸し、風は強く、豪雨となり、防御が難しいことから、浙江省、上海市、江蘇省、安徽省の一部の地域で深刻な被害をもたらしています。北京時間の9日午前8時時点で、600万人余りが被災し、倒壊家屋は7561棟に上っています。このほか、およそ33万8千ヘクタールあまりの農作物が被害を受けていることが確認されました。また、上海市では落下物と壁の倒壊により2人が死亡し、7人がけがをしました。安徽省では1人が排水溝を掃除している際に壁が倒壊し、死亡しました。（ken、中原）

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