ASEAN・東南アジア諸国連合と中日韓(10+3)の外相会議が10日カンボジアのプノンペンで開催され、中国の楊潔チ外相が出席し発言しました。
楊外相はその中で「10+3の協力成果を評価し、15周年という節目の年に、各方面は将来の発展と協力企画をしっかり制定すべきである。また、世界経済が不安定な背景の下で、経済、貿易や財政、金融分野における実務協力を強化し、東アジアの経済成長を促す内部の原動力を育むと同時に、私営部門や地方政府のこれへの参与を積極的に引き付けるよう期待している」と述べました。
楊外相はまた、10+3の政治安全の推進、人文分野などの協力について具体的な提案を行い、ASEANおよび日本や韓国との協調を強化し、東アジアの互恵協力や各国との関係をより密接にするために大きな力を発揮していきたい」と語りました。
これに対して、ASEAN諸国は、中日韓三国が10+3協力のために払ってきた努力に感謝し、今後とも、協力レベルを一層高め、新たな協力分野を開拓すると表明したあと、この地域の安定、発展と繁栄および東アジアの一体化プロセスのために、より大きく貢献したいと表明しています。(劉非 高橋)
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