中国国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買連合会が1日に発表した報告書によりますと、6月の中国製造業の購買担当者指数 (PMI)は50.2%で臨界点を上回っていますが、5月より0.2ポイント低下したということです。
PMIはマクロ経済の景気の先行きを示す指標で、6月の中国製造業のPMIは引き続き下落しましたが、下落幅は縮まっています。5月の下落幅は2.9ポイントで、6月はわずか0.2ポイントでした。
これに対し、中国物流購買連合会科学技術情報部の分析報告は、「毎年6月に中国製造業のPMIは低下する傾向にあるが、今年の下落幅は過去最低となった。中国経済は依然として景気下降の圧力に直面しているが、安定的な情勢が形成されていることを表す」としました。
報告はまた、「市場を安定させる一方、経済発展における不確定要素に注目し、経済成長の基礎固めを促し、下半期の安定と好調な発展を確保しなければならない」と指摘しました。(Lin、吉野)暮らし・経済へ
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