中国物流・購買連合会、中国統計局サービス業調査センターが公表したデータによりますと、3月の中国製造業の購買担当者指数(PMI)は53.1%で、前月に比べ2.1ポイント上回り、4カ月連続で上昇していることが明らかになりました。
PMI算出のもとになる11項目の指数を細かく見ると、前月に比べ、供給者配送時間が下がった以外、各指数は全て上がっているということです。その内、新規受注指数の上昇が著しく、4.1ポイントの上昇でした。
国務院発展研究センターの張立群研究員によりますと、PMI指数の回復は今後も続き、上昇幅が大きくなると共に、各項目の指数も全般的に上がり、経済成長の明らかな回復傾向が見られるとしています。
PMIは総合指数で、国際的に通用するマクロ経済観測指標システムの1つで、通常は50%が経済成長の分岐点とされています。PMIが50%を上回れば、製造業経済が拡張しているとされ、50%を下回れば、製造業経済が衰退しているとされます。(劉叡、大野)暮らし・経済へ
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