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 北京市初の胡同立体停車場使用開始

2012-06-26 16:59:37     cri    

 東城区と西城区には血管のような胡同(フートン:昔ながらの横町)が分布しており、駐車や車の運転のしづらさは、2つの地区に共通する問題となっています。東城区にある車輦店胡同では、北京市初の胡同立体駐車場が1年半の施工期間を経て竣工し、25日から利用が開始されました。そして毎月の使用料は280元だということです。これは胡同での駐車難という問題を解決しようという、北京市の積極的な模索であり、自動車の増加と胡同のスペースの有限さとの矛盾を緩和しようという、ねらいがあります。

 新しく建設された立体駐車場は、東城区安定門内にある車輦店胡同にあり、一見したところ、駐車場の面積はそれほど大きくはありません。しかし、駐車場の管理人は、「大部分の駐車スペースは地下にあり、地下3階、地上1階、合計4階分の駐車スペースがある。」と語りました。

 ある自動車所有者の駐車スペースは地下二階にあり、運転手が駐車場入り口の操作盤で軽く駐車カードをかざすと、駐車フロアは地下二階からすぐに地上に上昇し、運転手は楽々と車を駐車スペースに移動することができます。駐車後、駐車フロアはまた地下まで沈んでいきます。管理人は、「車の所有者はカードをかざさなくてもかまわない、自動車ナンバーを入力しても駐車できる」と述べました。また、4階分の駐車フロアは、たった45秒ですぐに上昇し、車の所有者は自分で昇降操作を行うことができ、早くて便利だということです。

 東城区では胡同立体駐車場の試験的プロジェクトとして、全部で7地区、193の駐車スペースがあります。この駐車スペースの建設は胡同の住民を長年悩ませてきた駐車難問題を大幅に緩和しています。(斉藤)  暮らし・経済へ

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