ドイツ、フランス、イタリア、スペイン4カ国の首脳は22日に、ローマで会議を開き、総額1300億ユーロに達する経済成長刺激計画に同意しました。

　ドイツのメルケル首相は会議後の共同記者会見で、このたびの経済成長刺激計画を支持する姿勢を示すと同時に、失業率を食い止め、ユーロを安定させるためにより多くの措置を取るよう呼びかけました。

　一方世論は「今回4カ国の首脳が会議を行ったのは、主にユーロ圏内の４大経済体間の食い違いを取り除き、今月28日に行われる予定のEU ・欧州連合首脳会議での意見を統一させることにある」と見ています。

　なお、この経済成長刺激計画も、EU首脳会議で討議されることになります。（劉非、吉野）

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