ギリシャでは6日に行われた総選挙ですべての政党が過半数を獲得できなかったため、第1党の新民主主義党、第2党の急進左派連合と第3党の全ギリシャ社会主義運動がそれぞれ3日間で組閣を試みることができます。全ギリシャ社会主義運動による最後の組閣の失敗によって、ギリシャの法律に基づき、パプリアス大統領は改めて各政党の党首を集めて調整を試みます。それでも合意できなければ再選挙となる見通しです。

　専門家は「ギリシャの各政党は緊縮財政実施の問題で大きな食い違いが残っていることから、再選挙を行う可能性が高い」と見ています。（Katsu、志摩）　国際・交流へ