EU・欧州連合とIMF・国際通貨基金は9日、ギリシャの債務交換プログラムが民間債権者の高い参加率を得たことに賞賛と歓迎の意を表しました。

　EU委員会で経済と通貨問題を担当しているオリ・レーン委員は9日、声明の中で、「これは、2月に可決された第2ラウンドのギリシャ救済計画が大きく支持されていることを意味する。ギリシャの債務交換プログラムと救済計画にEUが十分な資金を投入したことを投資者に認められたということだ」と述べました。さらに、約束を守り、経済調整計画を進め、確実かつ適時に一連の改革と緊縮措置を講じるようギリシャ政府に呼びかけました。

　また、IMFのラガルド総裁は9日に発表した声明で、「これはギリシャの経済成長と金融安定を促がす重要なステップだ」と評価しました。（03／10　Lin、中原） 国際・交流へ