中国の王民国連常駐副代表は29日ニューヨークの国連本部で、2009年1月から開始したアデン湾、ソマリア海域における中国海軍の船舶護衛活動について、「これまでに約4500隻の護衛を行い、その内半分以上が外国船舶で、護衛成功率は100%に達する」と明らかにしました。
王副代表は、ソマリア海賊問題連絡チーム第11回全会での発言で船舶護衛の成果を報告し、「中国は関連する国際法と安保理の決議に基づき、ソマリア海域の海賊を取り締まり、これをめぐる実務的な国際協力を展開している。今年3月までに、中国海軍は攻撃を受けた船舶48隻を救出し、拿捕された後に解放された船舶8隻を保護した。この他中国はEUとも協力し、国連食糧プロジェクトの実行にも護衛船を派遣した」と紹介しました。
また、「中国は自主と平等な交渉の原則に基づいて、関係方面と引き続き軍事行動の協調および情報享有を強化する」とし、国際社会に向けて「多分野、多方面からソマリアに協力し、援助の約束を果たすべきだ」と呼びかけました。(劉叡、中原)
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