毎年3月23日は世界気象デーです。この日WMO・世界気象機関はジュネーブで「2001年から2010年までの10年間で世界の気候変動が加速した。この10年間は観測史上最も暑い10年間となった」と発表しました。

　またWMOは、1971年から地球温暖化が著しく進み、10年間ごとに気温が摂氏0.166度上昇したことも明らかにしました。

　WMOのミシェル・ジャロー事務局長は「人類の諸活動がもたらす地球温暖化の現象はまだ脅威にはなっていないが現実に存在する。また、温暖化により土地や大気、海などにもたらされる影響は避けることができない」と強調しました。（ミン・イヒョウ、吉野）国際・交流へ