中国医薬衛生事業発展基金はこのほど、北京で34の移動病院を新たに寄贈しました。これにより、この基金はこれまで合わせて100のの移動病院を寄贈したことになります。

　これらの移動病院は内蒙古、青海とチベットなど7つの省、自治区と直轄市の農民と牧畜民に健康診断などの医療サービスを提供しています。

　この基金の王彦峰理事長は、「これらの移動病院の建造費は8000万元余りで、内蒙古、青海、新疆、チベット、雲南、河北と北京などの省、自治区と直轄市に寄贈された。これら移動病院は2007年5月からサービスを開始して以来、サービスを受けた人々の数がすでに延べ3000万人に達し、多くの人々が恩恵を受け、便宜を感じている」と述べました。

　これら「移動病院」は専用車であり、デジタルＸ線装置、カラー超音波診断装置、全自動化生化学設備、心電計と手術用ベッドなどが配備されています。（玉華）暮らし・経済へ