ナンバープレートの抽選による自動車購入制限措置が実施された後、北京市の自動車の増加スピードは緩やかになり、500万台を突破した日が元の計算より11ヶ月遅くなりました。
16日、北京市交通管理局の宋建国局長は交通安全会議で、「2月15日までに、北京市の自動車は501.7万台に達した。関連政策を引き続き実行して行けば、去年の増加幅を参考にすると、600万台を突破する日を2017年までに延ばす可能性は高い」と述べました。
去年1年で新たに増えた自動車は17万3000台で、これは一昨年より78%減ったことになります。つまり2010年はその前の年より79万台増えて480.9万台に達しており、平均して毎月約6.6万台増えたことになります。この増加幅を基にすると、2011年3月に500万台を突破する計算になります。しかし、購入制限措置が実施されたため、その突破する日が11ヶ月遅れてきたのです。
専門家は、もし2011年の17.5万台という増加幅を維持できれば、600万台を突破する日は2017年に来ることになる。これはハイスピードの自動車の増加を抑えるばかりか、交通渋滞などにも5年の時間稼ぎができたわけだと話しています。
一方、2011年、北京市では乗用車で出かける比率が初めて下がり1.2ポイント減の33%となりました。しかし、2012年2月8日零時までに、ナンバープレートの抽選を申請した市民が93万9715人に増え、自動車に対する需要はなおも大きいということです。(ooeiei、林)暮らし・経済へ
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