中国自動車工業協会の最新の発表によりますと、2011年の年間自動車販売数は1850万台で、成長率は3％にも届かず13年来の最低となりました。しかし乗用車の年間累計販売台数は1400万台を超え、史上最高を記録し、同期比の成長幅も回復傾向を見せています。

　統計によりますと2011年には乗用車を1448.53万台生産し、1447.24万台を販売しました。生産と販売の成長率はそれぞれ4.23％と5.19％となっています。そのうち、SUV車とMPV車が著しく伸びています。SUV車の販売台数は20.19％増加の159.37万台で、MPV車は11.74％増加の49.77万台でした。また最も販売台数が多かったのは小型乗用車で販売台数は1012.27万台で同期比で6.62％増加したということです。一方、自動車購入、買い換えなどに関する優遇政策の終了に伴い、クロスオーバー車の売上高は9.38％減り、販売台数はわずか225.83万台で大幅な下落となりました。（路、吉野）　暮らし・経済へ