2011年度中国科学院国際科学技術協力賞が18日に北京で発表され、デンマークのオーフス大学のフレミング・ベスバッハ教授、米国オハイオ州立大学のロンニ・トムソン教授、日本の高エネルギー加速器研究機構(KEK)の黒川真一教授の3人が受賞しました。
フレミング・ベスバッハ教授は国際物理界とナノ科学界で名高く、中国とデンマークの大学院生の人材育成やナノ技術の研究分野で重要な貢献を捧げました。トムソン教授は有名な氷河環境専門家で、1984年から中国の氷河専門家と協力し、30年にわたる実質的な合同研究を行ってきました。黒川真一教授は国際的に有名な素粒子加速器の専門家で、日本の加速器界と中国科学技術界との協力を推し進めました。
中国科学院は2007年に中国科学院国際科学技術協力賞を設立し、これまでに14人の外国人専門家が受賞しました。そして、受賞者は同時にその年度の「中華人民共和国友誼賞」と「中華人民共和国国際科学技術協力賞」も受賞することになっています。(01/19 Lin、小野) 暮らし・経済へ
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