ヘルマン・ファン・ロンパウ欧州理事会議長は9日、EU・欧州連合首脳会議閉会式の記者会見で、「EU基本条約の改正で合意しなかったものの、会議は前向きな成果を上げた」と評価しました。
今回の会議では23カ国(ユーロ圏17カ国を含む)が政府間条約、つまりEU財政規律強化策の締結に意見の一致をみた。これについて、ファン・ロンパウ議長は「今後、条約の条文は各加盟国の法律に盛り込まれる予定だ。これにより、財政規律と制裁メカニズムがより健全なものとなる」と述べた上で、2012年3月をめどに条約の調印を目指していることも明らかにしました。
EU首脳会議は、市場期待の成果が見られないものの、当日の欧州とアメリカの株式市場および国際原油価格の上昇をもたらしています。(ミン・イヒョウ、KOKUSEI)国際・交流へ
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