14日ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)外相会議で、イランが国際原子力機関(IAEA)と核開発における一層の協力を促進する決議が採択されました。しかし、会議はイランに対する更なる制裁を行う措置について合意しませんでした。
この決議は、EUはイランがウラン濃縮計画をたえず拡大していることを非難し、IAEAと一層の協力を行い、注目の的となっている核開発について説明するようイランを促しました。また、EUはイランに対する制裁強化の可能性を引き続き評価する上で、イランの行動に従い、次回の外相会議でこの議題を新たに審議することを示しました。
IAEAは8日報告書を発表し、「少なくとも、2003年末までにイランは、組織的かつ計画的に核爆発措置と関する活動に取り組んできた」と述べています。これに対し、イランのアリ・アスガル・ソルタニーエ IAEA代表は、「IAEAの発表したイランの核開発についての報告書は均衡性と専業性に欠け、政治的動機がある」と指摘しています。(董燕華、kokusei)国際・交流へ
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