中国と欧州連合(EU)は、クリーンエネルギーの開発、利用と原子力の安全技術分野における交流と協力を強化することになりました。
第5回中国・EUエネルギー対話が8日、ベルギーのブリュッセルで開かれました。双方は覚書で、「再生可能エネルギー、原子力安全、省エネ、送電網の標準化、クリーン石炭など、双方が共に関心をよせる分野において、政府の監督管理政策とその進展状況について情報と経験の共有を強化し、技術標準化の協力を進めていく。また、自国の核施設の絶対的な安全を確保すると同時に、国際安全基準を全面的に守っていく」と表明しました。
対話に出席した、中国エネルギー局の劉鉄南局長は、「エネルギー協力は、すでに、中欧双方のもっとも活発で潜在力のある協力分野の一つとなっている。エネルギー戦略協力を強化することは双方の共通利益に合致する」と述べました。
なお、双方は、2012年にブリュッセルで中欧ハイレベルエネルギー会議を共同で開催することを明らかにしました。(董燕華、大野) 国際・交流へ
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