北京市の郭金龍市長はこのほどの第7回北京国際金融博覧会の開幕式で「北京市は国際的影響力のある金融センターシティーにしていくことを目指している」と述べました。

　郭市長によりますと、金融業の急成長に伴い、首都北京では金融製品が安定的に刷新され、中国金融取引所などの国家クラスの取引センターの運営によって、北京市所有権取引所は中国一の所有権取引システムになっています。さらに、インフラ整備や住宅積立金の貸付、投資保障住宅の建設などで北京市はいずれも中国初のテストケースに選ばれました。

　これまでの5年、北京市の金融業での一人当たりの付加価値伸び率は11％に達し、金融業の総資産も2.4倍に増えました。また、今年1月から9月までの北京市で金融資産の取引総額は6兆2千億元に達したということです。

　ちなみに、第7回北京国際金融博覧会はこの3日から6日まで北京展覧館で開かれています。（11/04　Lin）

　暮らし・経済へ