ユーロ圏17カ国の財務相は3日ルクセンブルクで2日間の会合を開き、今後、レバレッジを持たせることで欧州金融安定ファシリティーを強化する方法や、ギリシャに対して合意した構造改革を実施するよう圧力をかけ、経済の回復を図る方法などについて議論します。
初日終了後の記者会見で、EU理事会の議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相は、「ユーロ圏は、現在の金融安定化基金の規模を拡大せず、運営の効率化を図る方法を探り、困難に陥った国を支援する」と述べました。
ベルギーのレインダース財務相は会合の後、「ギリシャの財政状況は世間で騒いでるほど緊急事態にはなっておらず、11月中旬までは援助の融資をしなくても破たんは避けられる。EU、EU中央銀行と国際通貨基金は、ギリシャが必要としている追加融資80億ユーロについて十分な時間をかけて検討する」と述べました。(劉叡、大野)国際・交流へ
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