国境をまたぐ人民元の直接投資が速いスピードで進んでいます。中国商務省の瀋丹陽報道官は24日、「9月には、国境をまたぐ人民元の直接投資が実現するよう努力している」と述べました。
これはこの日に行われた記者会見で述べたものです。また、瀋丹陽報道官は、「人民元の国境をまたぐ直接投資が実施された後、2つの現象が考えられる。1つは、貿易の角度から見たもので、一部の外貨が香港およびその他の地方に留まるだろう。人民元が海外に出て、外貨が流入することで、外貨の備蓄が増えていくだろう。もう1つは、投資の角度から見たもので、人民元が海外から投資の形で中国に流入してくる。これは、外貨備蓄を減らすだろう。したがって、この新政策を実施した後も、外貨備蓄全般には、大きな影響はないだろう」と述べました。
なお、商務省はこのほど『商務省による国境をまたぐ人民元の直接投資に関する問題の通告(意見を求める草案)』を公布し、外国の投資家および、海外で合法的に取得した人民元を持っている人が法に基づいて中国へ直接、投資することを許可しました。(董燕華、高橋)暮らし・経済へ
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