新華網の報道によりますと、20日に人民元の対米ドル基準値が6.4592元となり、人民元為替形成メカニズム改革以来の記録を更新しました。
2005年に中国人民銀行は、人民元相場の決定を市場の需給に任せ、通貨バスケット制を参考に調整した管理変動為替制度の導入を発表しました。この6年間に、人民元為替レートの上昇は速く、ほぼ安定、且つ弾力的に増加という三つの段階を経ました。2005年人民元レート改革当日、人民元の対米ドル基準値は8.11元でしたが、現在の上昇幅は20%を超えています。
多くの関連機関は、今年の人民元の対米ドル相場の上昇幅は5%になると予測しています。これにより、下半期の上昇幅は上半期より高いと見ています。
中国国家外貨管理局は、「経済発展方式の転換と人民元為替形成メカニズムの改革を加速させ、資源分配における市場の基礎的な役割を更に発揮させ、国際収支バランスを促進するべきだ」と表明しました。(翻訳:シンエン チェック:吉野)暮らし・経済へ
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