19日からインドネシアのバリ島で開かれている第44回東南アジア諸国連合（ASEAN）外相会議では、共同声明が発表され、地域一体化の構築を引き続き推し進め、地域の平和、経済発展と繁栄を守り、2015年のASEAN共同体実現後の更なる発展を図っていく方針を強調しました。

　会議の輪番議長であるマルティ・インドネシア外相は会議後の記者会見で、今大会の成果として、地域一体化の目標が確認されたこと、11月に開催される予定の東アジアサミットについて共通認識に達したこと、国際および地域安全をめぐる問題について一定の進展を得たこと、の3つを挙げています。

　外相会議のほか、ASEAN10＋3外相会議、ASEAN地域フォーラム（ARF）および東アジアサミット（EAS）外相会議などが開かれる予定です。（閣、中原） 　国際・交流へ