中国国防省の耿雁生報道官は25日、国防省の定例記者会見で、「中国人民解放軍の魏鳳副総参謀長を団長とする代表団が、インドネシアのジャカルタ東部にある町・スラバヤで開かれるASEAN・東南アジア地域フォーラム安全保障政策会議に出席する」ことを明らかにしました。
耿雁生報道官は「会議は6月7日と8日両日にわたって開かれる。会議期間中、魏鳳副総参謀長は、フォーラムの各メンバー国の代表と、共に関心を寄せる国防安全問題について意見を交換する。さらに、各国の国防分野の代表と『10+1』会談を行い、安全保障の協力について話し合う」と述べました。
このほか、耿雁生報道官は「ASEAN地域フォーラムは、アジア太平洋地域で最も広い範囲を網羅する多国間の政治・安全保障の対話であり、その協力メカニズムである。2004年、中国の提案で、安全保障政策会議が初めて開催されるようになった。以来、各国の防衛省のフォーラムへの参与度が高まり、フォーラムの枠組み内で進められる防衛や安全保障に関する対話と協力が強化されている」と強調しました。(朱丹陽)
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