カンボジアとタイの国境地域にあるオッドーミエンチェイ州で作戦の指揮にあたっているカンボジアの将領は23日、カンボジアとタイの武力衝突はまだ続いており、この日、カンボジアの軍人3人が死亡、11人が負傷したことを明らかにしました。
国連のパン・ギムン事務総長は23日、報道官を通じて声明を発表し、最大限の自制を保ち、直ちに停戦するよう、両国に呼びかけました。また、声明は、「パン事務総長は、武力的手段によって衝突問題を解決できないと認める」述べました。
今回の衝突について、中国外務省の洪磊報道官は22日、「カンボジアとタイは共に、ASEAN・東南アジア諸国連盟の加盟国であり、中国の隣国でもある。中国は、双方が冷静さを保ち、話し合いによって問題を解決するよう希望する」と述べました。
カンボジア・タイ両軍は22日より、カンボジアのオッドーミエンチェイ州にある両国の隣接地域で武力衝突を起こし、戦闘は3日間続いています。現在、少なくとも兵士10人が死亡、多くの人が負傷したということです。(翻訳:玉華)
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