中国商務省の姚堅報道官は19日、今年第1四半期(1月-3月)、中国の輸出入は10億2000万ドルの輸入超過だったことを明らかにし、対外貿易における経済構造の調整が初歩的な成果をあげたとして、「今後も、中国は輸入拡大の方針を堅持し、一過性の変動に左右されることはない」と述べました。
通関統計によると、今年第1四半期、中国の輸出入総額は8003億ドルで、その内、輸出額は3990億ドル、輸入額は4006億ドルとなり、四半期記録を更新しました。
これについて、姚堅報道官は「貿易赤字が出たのは、主に輸入の増加スピード、特に、資源輸入の増加が速いのが原因だ」としました。統計によりますと、第1四半期、原油、鉄鋼石、石油精製品の輸入量、価格とも上昇し、上記3種類の商品によってもたらされた輸入増加率は9.1%、そのうち、価格上昇によるものは5.9%になるということです。(翻訳:ヒガシ)暮らし・経済へ
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