世界銀行(WB)の林毅夫副総裁は現地時間7日、ニューヨークで「中国製品への輸入制限は米国消費者にメリットはなく、貿易不均衡の解決にも役に立たない」と指摘しました。
林副総裁は「米国へ輸出された中国製品は労働力密集型企業で生産された日用品が主体である。この分野では米国企業は優位性を持っていない。途上国の中国と先進国の米国との貿易不均衡は、異なる発展段階にあることが原因である。中国製品を制限すれば、米国は別の国から輸入し、価格上昇する可能性があり、国民の消費支出拡大を招き、貿易不均衡の解決にも何の役に立たない」と語りました。(ジョウ&吉野)
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