24日に開催された北京市発展・改革業務会議の情報によりますと、今後5年間、北京はサービス貿易とサービス消費の発展に力を入れ、積極的に国際サービスの外注を請け負うこととなります。2015年までに、国際サービスの外注請負規模は35億ドルに達すると予測され、平均で年間20%増を実現する見込みです。

　北京市開発改革委員会の関係者の話によりますと、北京は積極的にイノベーションを創出するための要素を統合し、地域のイノベーション能力を向上させ、「北京的サービス」と「北京的イノベーション」というブランドを育成し、サービス経済、知識経済、本部経済と環境経済などの特徴を強調するということです。今後5年の間に、北京は優位性を持つ要素や資源を集中させ、多国籍企業の地域本部、中央企業の本部、大口商品市場に参与する企業の本部と輸出入企業の地域本部及び民営貿易企業の本部などを北京に誘致することとなります。また、北京はグローバル化された資源や先導性を持つ貿易産業を形成させるため、中国・アジア市場を輻射する国際ブランドの支社および地域本部の北京での設立を促進します。（翻訳：陳博　チェック：中原） 　暮らし・経済へ