北京市政府は23日、渋滞を緩和するための新たな自動車管理強化の規定を発表しました。
この規定によりますと、今後北京市は自動車への管理を強化していきます。そのうち、自動車の保有量は制限され、2011年では24万台以内に抑えます。すなわち、月に2万台しか増えません。条件に合う企業、機関、団体、個人の車の購入は、抽選で決められます。
また、いままでの交通渋滞の規制策は継続されますが、朝と夕方のラッシュアワーでは、北京のナンバープレートでない乗用車は第5環状線以内に入ることが禁止されます。このほか、駐車料金が手直しされました。市内の場所を三種類に分けて、料金の差をつけます。最も高い場所は1時間10元(凡そ120円)になります。渋滞のひどい道路または地区での渋滞料金の徴収については、検討中です。
今後、北京市は、自動車への管理を強化すると共に、都市建設の計画も整備していきます。また、教育、行政、医療などの公共サービスの資源を新しい町に分散させると同時に、道路のインフラ整備を加速して、運送力を高めていきます。さらに、公共交通の発展を優先するなどを通じて、渋滞問題も解決していきます。(朱丹陽)
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