中国の王民国連副大使は22日、「アフガニスタンの平和再建には、アフガニスタン政府と国民の自主性と主導権が必要である。中国はアフガニスタン政府が国家建設能力を強化するために努力し、アフガニスタン全土を効果的に管轄することを支援する」と述べました。

　王民副大使は、この日開かれたアフガニスタン問題をめぐる国連安保理会議で講演し、「現在、アフガニスタンの再建は過去を受け継ぎ、未来を切り開く重要な時期にあり、依然として多くの試練に直面している。経済発展や治安の安定、民族の和解、政府統治、法整備、麻薬取締りなどをバランス良く推進し、絶えず新しい成果を上げなければならない。中国はアフガニスタン政府が効果的な措置を講じて、経済発展を速め、民生を改善することを支援する。また、警察と治安部隊の整備を進め、自ら国家安全を維持する能力を向上することを支援する。更に、アフガニスタン政府が民衆および各派の意見を聴取し、和解のための政治的な基礎をたえず拡大していくことを希望する」と述べました。

　王民副大使は、国際社会に対し、アフガニスタンの独立、主権、領土保全を尊重し、支援する約束を確実に履行するよう呼びかけました。（翻訳：董燕華）

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