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 UNHCR、中央アフリカのスーダン難民を移動

2010-11-17 11:36:44     cri    

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は16日、「事務所は中央アフリカ国内のスーダン難民をより安全で交通も便利な地域に避難させている」と述べました。

 同事務所のマヘシク報道官はこの日、国連のジュネーブ事務所で開かれた記者会見で、「我々は先週から、中央アフリカ東北部にあるサム・オウアンジャ難民キャンプに住んでいた約3500人のスーダン難民を同国中南部のより安全なバンバリ地域に避難させることを始めた。今回の移動は1ヶ月ぐらいかかるだろう。大きな旅客機はサム・オウアンジャの簡易な空港に着陸できないから、4機の小型旅客機で順次輸送している。これまでに約500人を移動させた」と述べました。

 マヘシク報道官は「これらの難民の大多数は2007年スーダンのダルフールからサム・オウアンジャに逃亡した者だが、この地域の安全確保が日増しに難しくなり、難民キャンプはいつも武装勢力の脅威にさらされている。また、地元の道路も悪く、救援物資の運輸に大きく影響している。これらの状況を考え、国連難民高等弁務官事務所は難民を避難させることを決めた」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉田)

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