中国の楊潔チ外相、ロシアのラブロフ外相、インドのクリシュナ外相が15日、中国中部の都市・武漢市で、第10回の会合を行ない、3国の協力を深めることで合意しました。
3国の外相は、「3国は交流と協力をいっそう強化し、ブラジル、ロシア、インド、中国の『ブリックス』4カ国、及び各種のアジア太平洋経済貿易と安全保障協力メカニズムで積極的な役割を果たし、国際秩序を平等かつ民主的な方向へ発展させていくべきだ」と述べました。
また、「G20メカニズムはすでに、国際経済と金融協力において主要な話し合いの場となっている。これまでのサミットの成果を確実に実行し、マクロ経済政策の協調を強化して世界経済の強く、持続可能で、バランスのとれた成長を推進すべきだ。また、国際金融体制の改革を促進し、開発問題を更に重視し、貿易保護主義に反対すべきだ」との見解を示しました。
中国の楊潔チ外相は、「3カ国は協調を一層強化し、発展のチャンスを共有し、各種の課題に共に対応し、国際関係の民主化と世界の多極化の発展を推進すべきだ」と述べました。(翻訳:玉華)
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