
今年1月から8月までの中国の新車販売台数は去年同期より39%以上増え、およそ1200万台に達しました。
中国自動車工業協会は、年間の販売台数はアメリカの史上最高と並ぶ1700万台になると予想しています。自動車市場が大盛況を見せている中国ですが、車社会は今後どんな方向に進むのかが注目の的となっています。
中国の新車販売台数は去年、1364万台で世界最多となりました。今年9月以来、新車販売の伸び幅は去年と同じ水準の40%に近づき、年間の販売台数は再び世界一となる見通しです。
これについて、中国国家情報センター情報資源開発部の責任者徐長明氏は「自動車市場の伸び率はGDP成長率の1.5倍になるのが一般的であり、それに従って計算すれば、中国では12%から13.5%になるべきだ。しかし、実際は40%にも上っている。こうした急速な成長は経済問題や社会問題をもたらしており、中でもエネルギー不足、交通渋滞、環境汚染の3つが、自動車産業の持続可能な成長を妨げる要因となっている」と指摘しました。
北京の車事情について、北京市交通発展研究センターの責任者郭継孚氏は「現在は1日当たり1900台増えており、このまま続けば、2015年までに自動車保有台数が700万台に上る。そうなると北京市内を走る車の平均時速は15キロにまで落ちてしまい、ジョギングする人と同じスピードになる。そして最も指摘すべきなのは、北京の交通施設は最多でも670万台しか対応できないことだ」と強調しました。
さらに、中国環境保護省の統計によりますと、一部の都市では、大気中の汚染物質の45%以上が自動車の排気によるものであり、その割合はますます大きくなっているということです。
こういった状況に対して、中国政府はこのほど、企業の合併と再編成の推進に関する意見を発表し、その中で、合併と再編成の対象には自動車産業が最優先されています。(鵬)
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中国新車の発売量、米国史上の最高に近づく
中国自動車協会の最新データーによりますと、今年の1月から8月まで、中国国内では、新車の販売台数は1200万台に達し、去年の同じ時期より約4割増加しました。中国自動車工業協会の予測によりますと、中国が2009年世界一の新車市場になったことについで、今年の新車年間販売台数は1700万台に達する見込みで、アメリカの史上最高レベルになるだろうとしています。
アナリストは、「需要は中国の新車販売台数増加の主な原因だ。現在、中国の一般家庭でも自動車を持つようになったが、今後、自動車の販売台数が持続的に増加していく。このため、都市部交通の渋滞や排気汚染などの問題はさらに注目されるようになる。中国は自動車の安全や、環境保護、省エネ、都市計画などで工夫をこらし、自動車工業の持続可能な発展を保障し、住民の外出に便宜を図るべきだ」と見ています。(翻訳:董燕華)
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