中国共産党中央政治局の李長春常務委員は、このほど新疆ウイグル自治区を視察して「少数民族地域の公共文化サービスシステムの構築を加速し、優れた文化作品を誕生させ、新疆の人々のますます増加する要求を満足させなければならない」と強調しました。

　9月10日から14日にかけて、李長春常務委員は新疆ウイグル自治区のイリ、アルタイ、ウルムチを訪れ、牧場、住宅団地、企業、学校、辺境地区、文化機関を視察しました。李長春常務委員は新疆の文化発展、特に少数民族文化事業の発展を重視しており、「少数民族言語の翻訳を大切にし、優れた文化作品を新疆の人々に紹介すべきだ。少数民族の歴史に関する資料を研究し、生かしていく必要がある。少数民族の文化を伝えていかなければならない」と指摘しました。

　また、李長春常務委員は新疆の経済発展を評価し、「新疆が中央政府の実施した西部大開発などの政策に沿って、経済の発展方式の転換を促進し、住民の生活を改善し、新疆の実情に合った道を歩むことを願っている」と話しました。（2010/09/15　翻訳：yin　チェッカー：大野）