中国の胡錦涛国家主席はこのほど「豊かで、安定し、かつ調和のとれた社会主義の新疆の建設を加速させることが、全党、そして全国各民族人民の共通した意志だ」と強調しました。
中国共産党中央、国務院の主催による新疆工作座談会が17日から19日にかけて北京で行われました。胡錦涛主席は会議で「歴史や、自然環境、社会などの要因により、新疆は中国の東部地区と比べて、発展の格差が依然として大きい。これと同時に、新疆には祖国の分裂を企む勢力がある。新しい情勢の下で、中国の特色を持ち、また、新疆の実情に見合った発展の道を堅持しなければならない。経済建設に力を入れ、優位性のある特色のある産業の発展を支援していき、公共サービス分野への投入を拡大する。また、開放を一層拡大し、新疆が中国の対外開放の重要な窓口となるよう取り組んでいく」とした上で「2015年、新疆の一人当たりのGDPは全国の平均レベルに達し、2020年に、調和の取れた発展をとげ、住民が豊かで、良好な生態環境を保ち、民族が団結する。その上で、社会が安定し、国境を固く守り、文明が進歩した小康社会(いくらかゆとりのある社会)を構築する目標を達成する」と打ち出しました。(翻訳:ZHL)
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