8月15日は抗日戦争・反ファシズム戦争勝利65周年記念日でした。この日に、戦争で特別な意義を持つ北京や南京、重慶の各地で記念行事が行われました。
北京では、「抗日戦争勝利65周年記念学術シンポジウム」、南京では、南京大虐殺殉難同胞記念館で「忘れられない歴史」と題された展示会が開催されました。また、鳳凰ネットは戦争に参加したお年寄り及びその子供たちが座談会に招かれ、歴史を語りました。また、座談会では、旧日本兵だった日本のお年寄りにも電話がつながれ、戦争がもたらした被害に深く謝罪の意が示されました。
また、『人民日報』の社説では、「我々の民族は苦難な道を歩んできた。外国からの侵略と戦うため、多くの人が犠牲になった。我々はいつまでも犠牲になった方々を心に留め、二度と戦争を繰り返さないようにしなければならない」と書いています。
一方、ここ数年の記念行事は民間レベルに留まり、国家レベルのものが少ないという批判がありましたが、これに対して『光明日報』は社説を出し、「戦争から65年経ったが、記念行事のレベルや規模をさらに拡大する必要がある。それにより、この悲しい歴史をしっかりと心に留め、侵略を美化するといった行動に対抗することができる」と書いています。(閣、畠沢)
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