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商務省、「輸入増加は貿易のバランス状況を改善」

2010-07-20 15:03:56     cri    
 中国商務省の姚堅報道官は20日、北京で、「上半期の中国の輸入額は去年同期より52.7%増加し、輸出の増加率を17.5ポイント上回り、貿易黒字は去年同期より42.5%減少した」と明らかにしました。

 姚堅報道官は定例記者会見で、「今年上半期、中国の輸出入総額は1兆3549億ドルで、去年同期より43.1%増加した。そのうち、中国の新興市場への輸出は急速に成長し、自由貿易区の確立により、ASEAN・東南アジア諸国連合は日本を超えて、中国の4番目の輸出市場となっている。またインド、ロシア、ブラジル、南アフリカなどの新興市場への輸出は去年より6割近く増加した。一方、いくつかの国からの輸入は一層拡大し、アメリカからの輸入の増加速度はアメリカへの輸出の増加速度より1倍以上高い。日本とEU・欧州連合からの輸入の増加速度も5割ぐらい維持している」と述べました。

 また姚堅報道官は、「下半期の対外貿易の情勢は厳しい。ヨーロッパでは債務危機が起き一部の新興国などでは通貨収縮政策を実施し始めている。これは中国の輸出にとってマイナスとなるだろう」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:国清)

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