中国商務省が30日に発表した「「中国対外貿易状況報告書」によりますと、最近の輸出入貿易にポジティブな変化が現れ、対外貿易の下落が緩和するどころか、小幅の伸びを見せる可能性がある。去年と比べて2009年の輸出入総額の下落幅は20%以内に抑えられる」と明らかにしました。
世界経済が大幅に鈍化し、国際市場の需要も減少したため、2009年の第一四半期から第三四半期まで中国の対外貿易はこれまでにない苦境に陥っています。しかし、政府の関連の刺激策が実施された結果、中国の輸出入が再び増加し、去年同期と比べて下落幅が緩和されました。大口商品の輸入が伸びつつあり、機械設備と電力設備の輸入も下落幅が緩和しました。労働密集型製品、機械設備とハイテク製品の輸出の下落幅も緩和しています。
なお、統計によると、第一四半期から第三四半期まで中国の輸出入総額は1兆5578億ドルに達し、去年同期より20.9%減少したとのことです。(翻訳:KH)
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