中国気象局によりますと、南方は7日から再び大雨に見舞われ、8日にピークを迎えるということです。
5月から、中国の南方では数回にわたって大雨に見舞われています。現在、一部地区のダムは貯水量が増加し、水位が高くなっています。土壌の含水量も飽和状態となり、すでに一部のダムなどで影響が出ています。そのうち、広西チワン族自治区の被害が大きく、これまでのところ20人あまりが亡くなり、20万人あまりが避難しています。
中国気象局は、8日、湖北、湖南、江西、安徽省、広西チワン族自治区などではさらに広い範囲で大雨が降り、局地的な豪雨になると予測しています。地すべりや土砂崩れなどの災害が発生する恐れがあり、各地政府が予防に力を入れるよう呼びかけています。9日からは降雨の勢いが弱まるということです。(朱丹陽)
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