2年に1回の国際エネルギーフォーラムが30日、メキシコ東部のカンクンで開幕します。主な石油産出国と消費国の政府代表、OPEC・石油輸出国機構、国際エネルギー機関などの国際組織の代表が参加し、エネルギー分野が直面している諸問題をめぐって話し合います。

　メキシコのジョルジーナ・ケッセル・マルティネスエネルギー相は「このフォーラムは参加代表に対話と交流の場を提供する。参加者は、国際エネルギー市場の安定、エネルギー分野の未来、エネルギー分野における国際協力などの課題を討論する」と述べ、「エネルギーの備蓄が減少することにつれ、新しいエネルギーの開発、気候温暖化などの問題はすでに、国際的に注目を集めている」と語りました。（万、国清）