パレスチナとイスラエル地区を訪れ、和平調停を行っている国連のパン・ギムン事務総長は20日、「和平交渉は依然として、パレスチナとイスラエルの紛争を解決する最善の方法だ。交渉の再開に向けて、双方は問題を激化させる行動を出来る限り避ける必要がある」と強調しました。
パン・ギムン事務総長はこの日、イスラエルのペレス大統領と会談後の記者会見で「和平交渉は現在、難航している。国連は交渉再開に向けて、出来る限りの力を尽くすつもりだ」と述べ、「前提は双方が自制を保つことだ」との考えを示しました。
ここ数日、ヨルダン川西岸の多くの都市では、パレスチナ人とイスラエル兵士との激しい衝突が相次いでおり、数百人が死亡しました。
パン・ギムン事務総長は20日、ヨルダン川西岸地区入りし、21日にガザ地区に向かいます。(朱丹陽)
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