中国人民政治協商会議の委員で、新華社解放軍支社の賈永社長は、「一部西側のメディアがいわゆる『隠れた軍事費』で中国を非難していることには何かの下心がある」と述べました。
賈永委員は、「ここ十数年の間、中国は2年ごとに国防白書を発表し、国防と軍隊建設の情況を詳しく発表している。そのうち、軍事費の支出についての説明は世界のどの国よりも詳しい」と述べました。
また賈永委員は、「2010年中国国防費の予算に基づいて計算すれば、中国の1人あたりの国防費はアメリカの1人あたりの軍事費のわずか数十分の1でしかない。しかも、軍事費の総額から見ると、中国の軍事費総額はGDPの1.4%にしか過ぎない。一方、世界の平均レベルは2.5%から3%に達している。事実として、『中国脅威論』は根拠のないものだということが分かる」と指摘しました。(翻訳:玉華 チェック:金井)
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