全国政治協商会議の委員である清華大学中国と世界経済研究センターの李稻葵センター長は8日、CRI・中国国際放送の取材を受け「期待インフレ率が上昇している背景の下、政府は事前に効果のある物価の安定措置をとるべきだ」という考えを示しました。
物価の安定を確保するには、まず期待インフレ率を安定させることが必要です。人々の期待インフレ率が経済政策の効果に大きく影響することに対して、李センター長は「政府は人々からの信頼を高め、大量の貯金が投資用資産と固定資産に回らないよう努力すべきだ」と述べました。
また、「一つの商品価格が変動すれば、市場全体に反映するので、個別商品の価格上昇を重視すると共に、一般消費者向けの日用品に対して適切な補助金を拠出する」と述べました。(万、丹羽)
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