全人代常務委員会の王兆国副委員長は8日、3000人近くの代表に対して、「選挙法」改正案を説明しました。

　57年の歴史のある法律に対する今回の改正の目的は、選挙権における農村部と都市部の住民の真の平等を実現することにあります。

　修正によって、中国の選挙制度はさらに整備されます。具体的な内容は、候補者と投票権のある人々とが話し合う制度の確立、投票方法の規範化、選挙への監督強化、選挙での不正に対する懲罰強化などが含まれています。

　なお、「選挙法」への改正は今回が6回目です。（Katsu/村田）