全国人民代表大会と全国政治協商会議(両会議)の定例会議期間中、インターネットユーザーによる腐敗監視が全人代代表と政協委員らの間で熱く議論されています。
新華社によると、両会議に出席している代表らは、ネットを使った腐敗監視は民意に沿うものだが、適切なルールに従うべきだとの見解を示しています。
全人代代表の秦希燕氏は、「ネットを使った腐敗監視は自発的であり、民意をある程度まで反映している。しかし、法律を作り、個人のプライバシーは守るべきだ」と述べました。
また、全人代代表の呂忠梅氏は、「ネットによる腐敗監視を上手に活用すれば社会の透明性を高めることができるが、そうでなければ個人のプライバシーを侵害しかねない」と述べました。
自分の意見を述べると同時に、法律と社会ルールに従うことがネットユーザーの課題だといえます。(翻訳:黄恂恂)
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